EC業務改善・私たちについて

小規模ECを実際に運営している私たちが、
EC業務の課題と改善方法を発信する理由

商品選定、中国仕入れ、通関、自社在庫、自社出荷、お問い合わせ対応、返品・交換対応まで行う実際の運営経験をもとに発信します。

日本語対応 中国語対応

ツールを作るだけではなく、私たち自身もEC事業を運営しています。

自社で商品を選定し、中国から仕入れ、通関、在庫管理、自社出荷、お問い合わせ対応、 返品・交換・不良品対応まで行っています。この記事では、弊社のEC運営の概要と、 EC業務の課題や改善方法について発信する理由をご紹介します。

弊社のEC運営について

弊社は、高単価の商品を少数販売する形ではなく、比較的単価の低い小型商品を毎日多く出荷するタイプのEC事業者です。

約2,000万円月商の目安
500〜1,000件1日の注文件数
1,000〜2,000円中心となる商品単価
30モール以上運営する販売モール
商品選定から仕入れ、在庫、受注、出荷、返品対応までのEC業務フロー
商品選定から出荷後の対応まで、自社で一連のEC業務を行っています。

1件あたりの作業時間、日本国内の送料、梱包作業、CSV処理、お問い合わせ対応などが利益に大きく関係します。そのため、日々の細かな改善が重要になります。

3人で毎日500〜1,000件前後の注文を処理しています

現在、弊社のEC運営は主に3人で行っています。勤務時間は9時から18時まで、稼働日は週6日です。

担当主な業務
1人目管理システム、業務ツール、アプリケーション開発
2人目各ECモールの管理、商品管理、お問い合わせ対応
3人目伝票出力、ピッキング、梱包、出荷作業

少人数で多くの注文を処理するため、ひとつの作業に少しでも無駄があると、全体の作業時間に大きく影響します。

30モール以上で販売しています

Yahoo!ショッピング、ヤフオク、楽天市場、Amazon、フリマ、ラクマ、メルカリ、メルカリShops、JR系モールなど、日本国内で利用できる主要な販売プラットフォームにできるだけ出店しています。基本的に広告は使わず、各プラットフォーム上での直接販売を中心に運営しています。

30モール以上の注文、商品、在庫、出荷、お問い合わせ管理をまとめるイメージ
モールごとに管理画面、CSV形式、出荷通知、キャンセル、返品対応の流れが異なります。

配送会社は3社を利用しています

配送会社主な用途
郵便局小型商品、ポスト投函系配送など
ヤマト運輸宅急便、ネコポス系、B2クラウドなど
佐川急便宅配便、大きめの商品など

配送会社ごとにCSV形式や送り状発行方法が異なるため、注文データを各社の形式に合わせて加工する必要があります。件数が多くなるほど、手作業では大きな負担になります。

小型商品ECでは、国内送料と人件費が大きなコストになります

販売価格1,000円の商品を例に、小型商品ECのコスト感を簡単に整理します。

販売価格1000円の商品における小型商品ECのコスト構造例
あくまでコスト感を説明するための概算例です。
項目金額例
販売価格1,000円
仕入れ原価100円
国際送料50円
システム手数料・販売手数料100円
梱包資材10円
日本国内送料200円
作業人件費約10円
消費税相当100円
概算利益430円
1,000円 − 570円 = 430円 概算利益率:430円 ÷ 1,000円 = 43%

実際の利益は、商品、販売手数料、配送方法、税務処理、返品率などによって変わります。この数値は、小型商品ECのコスト感を説明するための簡単な例です。

国内送料200円と人件費10円だけで販売価格の21%を占めます。1件あたりの人件費が小さく見えても、1日500件では5,000円になります。毎日続くため、作業効率は利益に直結します。

業務システムや作業ツールを自社で開発しています

弊社が一般的なEC事業者と少し違う点は、日々の問題に合わせて管理システムや小さな業務ツールを自社で作り、少しずつ改善していることです。

  • モールごとに異なる注文CSVの処理
  • 配送会社用CSVへの変換
  • 送り状と納品書の照合、出荷順の調整
  • 返品・交換対応履歴の管理
  • 複数モールの在庫数管理
  • お問い合わせ対応の見落とし防止

目的は単にシステムを作ることではありません。作業を速くし、ミスを減らし、送料や人件費を抑え、少人数でもEC運営を続けられる状態を作ることです。

市販のEC一元管理ツールを中心に使わない理由

市販のEC一元管理ツールと自社開発ツールの比較
標準機能だけでは合わない部分を、自社の業務に合わせて改善しています。
  1. コストが高くなりやすい

    注文件数に応じた課金は、毎日500〜1,000件程度の注文がある小型商品ECでは大きな負担になる場合があります。

  2. 会社ごとの業務に完全には合わない

    商品、配送会社、モール構成、作業人数、在庫管理方法は会社ごとに異なります。

  3. 理想とする機能をすべて満たすものがない

    商品選定から仕入れ、通関、在庫、出荷、返品、お問い合わせ、多店舗管理までを一つの流れで管理したいと考えています。

  4. 業務の変化にすぐ対応したい

    新しいモールや配送方法、現場からの改善要望に、比較的早く対応できることが自社開発の利点です。

今後の記事で詳しく書いていく内容

今後は、EC業務の各段階で発生する問題と、弊社で考えている改善方法について詳しく紹介する予定です。

  • 商品企画・商品選定、仕入れ・通関の問題
  • 各モールで注文が入る段階の問題
  • 出荷・梱包、返品・交換対応の問題
  • お問い合わせ、複数モール、在庫管理の問題
  • CSV、PDF、送り状、納品書まわりの業務改善

小型商品ECの業務改善について相談しませんか?

CSV処理、配送CSV作成、納品書PDF、送り状、在庫管理、返品・交換対応など、現在の業務フローに合わせた小さな改善ツールや管理システムを開発します。

大規模なシステム導入ではなく、まずは今の作業で一番時間がかかっている部分から改善したい方は、お気軽にご相談ください。

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