ARTICLE SUMMARY
売れている商品ではなく、自社の運営に合い、長く販売できる商品を選びます。
商品企画・商品選定は、利益、在庫リスク、作業負担、今後の成長を大きく左右します。弊社では商品選定から発注、Invoice、通関、入庫までを一つの流れとして管理しています。
PRODUCT SELECTION
弊社の商品企画・商品選定の考え方
弊社が探しているのは、単に「今すごく売れている商品」ではありません。運営体制、出荷方法、商品単価、在庫管理、国際物流に合う商品を探しています。この商品企画・商品選定の考え方を、社内では「無窮法」と呼んでいます。
- 販売データを取得する
自社システムで、ある主要プラットフォーム上の商品販売状況を千万単位で取得します。
- 指定条件で一次抽出する
自社開発システムにより、自社の条件に合う商品候補を絞ります。
- 人の目で確認する
利益、品質、改良の余地、自社の状況に合うかを判断し、サンプルを確認します。
- 商品ページを作成して複数モールへ出品する
専用ツールにより、1商品あたり約20分で商品画像や商品情報を作成できるようにしています。
INVENTORY RISK
「よく売れる商品」だけを探しているわけではありません
一時的によく売れる商品は、大量仕入れ後に競合が増え、価格競争や販売数の低下によって大量在庫が残る可能性があります。
30モール以上で販売することも商品選定と関係しています。モールごとに顧客層が異なるため、複数の販売機会を作ることで在庫を動かしやすくし、過剰在庫を避けやすくなります。
INTERNATIONAL FREIGHT
課題1:商品ごとの国際送料
| 輸送方法 | 特徴 |
|---|---|
| 航空便 | 早いが送料が高くなりやすい |
| 船便 | 時間はかかるが送料を抑えやすい |
| コンテナ輸送 | 送料は安くなりやすいが、小型商品ECには合わない場合がある |
弊社の感覚では、信頼できる物流会社を利用しても、航空便の費用は船便の約3〜4倍になることがあります。小型商品ECでは国際送料が利益に大きく影響するため、できるだけ船便を使える発注管理が重要です。
毎日システムから発注が必要な商品リストを出し、担当者が判断します。船便を使うには、在庫切れにならないよう販売数と在庫数を見ながら早めに発注する必要があります。
CUSTOMS INVOICE
課題2:通関用Invoiceの作成
通関用Invoiceには、商品名、色、サイズ、材質、数量、単価、画像などを分かりやすく整理する必要があります。内容が不十分な状態で税関検査になった場合、確認、開箱検査、保管、追加費用が発生する可能性があります。
現在は、購入記録とシステムを連動させ、Invoiceに必要な情報を自動入力しています。最終確認は人が行いますが、最初からすべて手入力する必要がなくなりました。
WAREHOUSE TRACKING
課題3:中国側倉庫と国際物流の管理
複数の仕入先から中国側倉庫へ商品を集める場合、どの商品がどの倉庫に何箱あり、すべて到着しているか、航空便と船便のどちらで送るかを自社で管理する必要があります。
- どの仕入先から購入したか
- どの商品がどの倉庫へ送られるか
- 中国側倉庫への到着状況と箱数
- 航空便または船便の指定
- どのInvoiceに入っているか
- 通関、日本到着、入庫の状況
Invoice作成後はInvoice単位で通関状況を確認します。日本到着後はシステムから到着リストを作成し、検品担当者が確認した後、そのまま一括で入庫処理を行います。
RESULT
国際物流の確認作業を毎日約2時間から約10分へ改善
現在は、商品が中国側倉庫に残ったままになるような確認漏れも発生していません。国際物流の管理ミスは、在庫切れ、販売機会の損失、追加送料、保管費用につながるため、仕入れから入庫までを一つの流れで管理することが重要です。
CONSULTATION
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